この記事は
・実家の親が転倒した
・親がまた転ぶのを怖がって外に出歩かなくなるのを心配している
・また転んで今度は誰にも発見されなかったらどうしようという不安がある
上記の場合の施設探しについて、介護士歴7年の当サイト管理人のナツメが解説しています。
どの施設を選ぶか
転倒をきっかけに介護認定を申請しても、車椅子を必要とするレベルでなければ介護度は1〜2と認定される事が多いです。なので、
・軽費老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
この2つの種類に絞って施設を探してください。
入居後も日用品の補充や通院介助をする必要があるため、自分が無理なく面会に行ける距離で選ぶことをおすすめします。
施設見学の注意点
建物や設備は劣化するし、経営陣や現場の介護士は入れ替わるので、施設内を隅々まで見る必要はありません。
・面会の制限はあるのか
・親の体調が悪くなった時の対応
・外出制限などで自分が親の細々とした事ができなくなった時どこまで対応してくれるか
これらの他、あなたが気になることは全部聞いてしまいましょう。
遠距離介護の場合、また転んでしまっても定期的な人の出入りがあれば発見につながるため、ヘルパーを頼むのもアリです。
しかし政府の方針やコロナ禍の影響で、今後はヘルパー事業所の倒産が続きます。
当分はヘルパーでどうにか生活ができそうでも、施設情報は集めていて損はありません。
入居直後は他人との共同生活で気疲れするので、出来る限り面会か電話をし、住む場所が変わっても家族がいるから心配ないと伝わるよう努めます。
3ヶ月経つ頃には、つまずくような段差がなく、あらゆる壁に手すりがあって歩きやすく、食事の買い物に出歩かなくて済んで、介護サービスを利用すれば掃除や洗濯を頼める──転ぶ前より生活が楽なことに気づいて不満は言わなくなります。
同居を求められたら
「一緒に暮らしたい」と訴えられた時は、「普通の人が暮らすの前提で建てられてる家より、お父さんorお母さんみたいに足の不自由な人が暮らしやすい所の方が住みやすいでしょう?前より疲れやすくなってるみたいだけど、体調の良い時は一緒にお出かけしたいな」としっかり伝えましょう。
足の衰えで後から困るのが、トイレまで歩けなくなること。
『トイレに間に合わず漏らす→部屋にポータブルトイレ(大人用の椅子タイプのおまる)設置→尿の処理』を自宅ですると、消臭剤を使っていても臭いんです。
どんどんトイレの失敗は増えていき、家中に充満する臭いに困って施設を検討しても、入居には時間がかかる。
「手すりを自宅につければ大丈夫そう」と思っても、足の衰えた親と私が絶対に同居しない理由がこの『トイレ問題』です。



