この記事は
親が急病で入院し退院後に一人暮らしが難しくなった
上記の場合の施設探しについて、介護士歴7年の当サイト管理人のナツメが解説しています。
どの施設を選ぶか
退院間近になって病院のソーシャルワーカー(福祉相談員)と面談があれば、介護認定の申し込みや老健施設(衣食住ありのリハビリ施設)への案内など、親の退院後の身の振り方を相談できます。
しかしソーシャルワーカーに相談できなかった、入院で親の体力が落ちて買い物やゴミ捨てなど日常生活に不安がある、退院までに介護認定が間に合わなかったなどの理由で、一時的にでも親が安全に暮らせる場所を確保しなければならない状況もあると思います。
その場合は
・介護度3以上であれば特別養護老人ホーム
・それ以外ならサービス付き高齢者向け住宅
この2つに絞って施設を探してください。入居後も日用品の補充や通院介助をする必要があるため、あなたが無理なく面会に行ける距離で選ぶことをおすすめします。
施設見学の注意点
建物や設備は劣化するし、経営陣や現場の介護士は入れ替わるので、施設内を隅々まで見る必要はありません。
・面会の制限はあるのか
・親の体調が悪くなった時の対応
・外出制限などで自分が親の細々とした事ができなくなった時どこまで対応してくれるか
これらの他、あなたが気になることは全部聞いてしまいましょう。介護認定を申請中なら、ケアマネジャーを探している旨を伝えると自社所属か他事業所の紹介を受けられます。
同居を求められたら
私は絶対にやめた方がいいと思いますが、万が一にも同居する場合は、住所変更時に『世帯分離』の手続きを済ませておく事を強くおすすめします。これをしていると、親の年金で生活費や医療費が賄えなくなった時、同居してても生活保護を受給できるからです。確定申告の手間が前倒しになりますが、最寄りの税務署へ確定申告のやり方を聞きに行きましょう。
→最寄りの税務署を探す
『世帯分離』
・同居している高齢の親と子どもの間で行われる手続き。
・本来の目的は所得の低い親の住民税の軽減なので「介護費用を軽くするため・生活保護を親に受けさせたいため」の理由は断られる可能性が高い。
『生活保護』
・世帯ごとの受給なので、同居していれば親が別のアパートなどへ引っ越す必要あり。しかし高齢だと保証人がいてもアパート入居を断られる場合が多く、別居まで時間と労力がかかる。引っ越しでお金もかかる。
・昨今の不正受給問題により、地域によっては本当に受給したい時に速やかに受理されない。
手続き時、職員に理由を聞かれたら「同居することになったけど、お財布は別にしようってことになって」と当たり障りなく答えてください。



